こんにちは、なかねです!
今日は林業会社へ最初に転職した時に最初に支給された物について書いていこうと思います。
自分で準備する道具については過去の記事で書きましたが、今回は支給される物に焦点を当てていこうと思います。
会社毎で内容や数に違いはあると思いますが、あくまで一例として参考になれば嬉しいです。
それではよろしくお願いします。
支給品一覧
- 社有車の軽トラ
- ヘルメットと作業着
- チェーンソー(ハスクバーナ346)
- チェーンソー防護ズボン
- 甲ガード付きスパイク足袋
- クサビとハンマー
- 工具箱一式(ヤスリ等)
- スパイク付き長靴
それぞれについて解説していきましょう。
社有車の軽トラ
以前いた会社は家から現場までの直行直帰の通勤スタイルだったので車が支給されました。
支給されたのは軽トラでしたが、他にも軽の箱バンタイプやタウンエース等がありました。
大体どれもマニュアル車で4WDへの切り替えが付いてます。
まあ山へ入るのでその辺は標準装備といったところです。
ヘルメット(2種類)と作業着
その会社の制服の作業着とヘルメットが支給されます。
作業着は会社の制服として配られてる印象の方が強かったです。
僕は作業時にはワークマンで買った物に着替えてました。
ヘルメットは2種類配られました。
どこにでも売ってる一般的なヘルメットと林業作業のためのヘルメットです。
林業用ヘルメットとはフェイスガードとイヤーマフが付いたものです。
メーカーはハスクバーナでした。
尚フェイスガードやイヤーマフはネットなどでも簡単に買え普通のヘルメットに付けることも可能です。


ちなみにこちらは現在使用しているPFANNER社のヘルメットです。
こちらもフェイスガード、イヤーマフ付きでイヤーマフは格納できます。
チェーンソー
言わずもがなチェーンソーです。
中古ですがハスクバーナの346で18インチでした。
これも1人1台の支給です。
このタイプを新品で買うとおよそ15万円です。
また一昔前の森林組合等はチェーンソーは個人で用意する物でした。
このことからも会社でチェーンソー等を支給してくれるのは非常にありがたいことでした。
チェーンソー防護ズボン
チェーンソーの操作で怪我をしないための防護ズボンです。
これは2019年から改正安全衛生規則によって義務化されているためです。
チェーンソーによる伐木作業等を行う労働者の下肢の切創防止が目的です。
なぜ下肢なのかというとチェーンソー作業における切創災害の大部分は下肢に集中しているからです。
そのためどの事業体でも1着は用意してくれるはずです。
(ちなみに防護の上着は義務化されていないため支給されませんでしたし、僕自身今まで着用したことはありません。)
支給のペースとしては1年に1着といったカンジでした。
製品はTOYOの暑熱対策チェーンソー防護ズボンでした。
(2025年現在 TOYO公式サイトで28160円)

支給された現物です。
このズボンを採用してる他の事業所も多く見かけます。
甲ガード付きスパイク足袋
防護ズボンと同じく足を防護する目的で支給されます。
甲ガードとは足の甲のことです。
つま先と足の甲の部分に金網が入った足袋のことです。
スパイクは靴底についており山の斜面などで作業するためです。
普通のスパイク付きの足袋ならホームセンター等でも売ってますが、「甲ガード」の付いたものは林業道具取り扱い店やネットでないと買えません。
ですが防護ズボンと違い履物に関しては「甲ガード」の義務化はされていません。
厚生労働省のガイドラインには「安全靴などの履物」と記載されているだけなので、履物についての切創防止については防護ズボンほど言及されていません。
しかしチェーンソー災害の大部分が下半身に集中している現状から甲ガード付きの足袋を支給する事業者は多いでしょう。
ちなみにですが僕は現在はチェーンソーブーツを使用しているため足袋はほとんど履きません。
クサビとハンマー
これは木を伐倒するために使います。
使用方法などは今後の記事で詳しく書いていこうと思います。
この伐倒のためのクサビですがこれも普通のホームセンターでは置いて無いです。
これも林業品取り扱い店かネットでの購入になります。


工具箱一式
仕事中に使う工具一式になります。
主にはチェーンソーの刃を手入れするためのヤスリやネジを締めるためのレンチ等です。
サイズは500mlペットボトルより少し大きいくらいでしょうか。
スパイク付き長靴
こちらも靴底にスパイクが付いた物です。
ただしこちらはチェーンソーの防護機能はありません。
なのでホームセンターでも普通に売ってます。
ちなみにチェーンソー防護機能の付いた長靴もありますが、値段がおよそ1〜2万円程します。
こちらも僕は一度も購入したことはありません。
まとめ
ここまで支給された大まかな物を書いてきましたが、これはあくまでも一例です。
また仕事道具については支給品以外でも気に入ったものは自分で買って使っています。
例えばチェーンソー防護ズボンなどは劣化が早いため、支給品以外にも気に入った物を買って使用したりしています。
支給品はあくまで最低限の装備として考え、そこから派生して自分の気に入った装備を使用すれば良いのではと思います。
僕が使用している道具や解説については今後の記事で詳しく書いて行けたらと思います。
ここまでの記事が今後の道具選びの参考になればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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