第9話:林業やっててどこにやりがいを感じる?

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こんにちは、なかねです。

世の中様々な仕事がありますが、今日は林業をしていて僕が感じるやりがいについて書いていきたいと思います。

これから林業をやろうとする方や、まだ経験年数の浅い方への参考になればと思います。

それではよろしくお願いします。

仕事の結果がカタチとして残る

まずは仕事の結果がカタチとして残ることです。

前職では警備員をしていましたが、あまりやりがいを感じていませんでした。

警備員はサービス業であり仕事の結果がカタチとして残りませんでした。

(※警備員やサービス業を否定するものではありません)

また仕事内容も会社や契約先のルールに縛られすぎて、オリジナリティがなく単調でした。

その点林業では自分のした仕事は常にカタチとして残ります。

木材用に丸太をきれいに精製する、支障木をかたち良く剪定する、自分の施行した箇所をきれいに仕上げる等です。

これらの仕事をいかに進めていくかを技術や工夫が常に求められます。

また林業には伐採の方法や安全対策など基礎的なルールはありますが、一般のサラリーマンに比べて会社や契約先によるルールの縛りは少ないです。

そうしたことから仕事に自分のアイディアや工夫でオリジナリティを追求出来るのも魅力の1つです。

ちなみに上の写真は高圧電線下で行う電線保護の伐採です。

左が施行前、右が施行後です。

自然の中で健康的に働ける

自然の中で健康的に働けることもやりがいの1つです。

穏やかな気候で緑に囲まれた中で働けるのは他の仕事にはない魅力といえるでしょう。

また昼休憩も開放的に食事や昼寝ができるのは普通のサラリーマンにはない贅沢だと思います。

ただ屋外で働くのはいいことばかりではありません。

夏の直射日光は暑いですし、冬の強風時の作業は厳しいものがあります。

雨の日の屋外作業も辛いものがあります。

正直屋外での仕事は季節や天候に左右されますが、それでもトータルバランスで魅力ある環境だと思います。

技術の伸びを実感できる

仕事における技術の伸びを実感できるのも魅力の1つと言えます。

木を伐るには基本になる手順はありますが、1本1本倒すための条件が違うため工夫と技術が要求されます。

最初はうまく倒せなかった木も、だんだんうまく倒せるようになってくると楽しくなってきます。

また大径木や伐採の条件が難しい木の伐採を成功させるのはとても気持ちがいいものです。

↑これは何気に一番かもしれない

また伐採だけの技術だけではありません。

林業に従事しているとだいたい重機の操作や高所作業車の操作、中・大型車の運転など伐採以外のスキルも要求されます。

これらのスキルもやればやるほど上達を実感できます。

手に職として身につけることができる

上述したとおり林業は技術ありきの職人気質な仕事内容です。

つまり技術を磨いていけば自分の技術力を売り込むことができる仕事でもあります。

また林業従事者は長期的に見て減少傾向で推移しています。

下記グラフでは1985年の12万6000人から2020年には4万4000人に減少しています。

出典:林野庁ホームページより

それに対して日本の森林率は約7割と非常に広範囲を占めています。

これは言い換えるなら林業従事者が市場から求められる環境にあると言えます。

この環境下で林業スキルを身につけておけば少なくとも仕事に困ることはないでしょう。

まとめ

ここまで僕が働いてきた中で感じた林業のやりがいについて書いてきました。

もちろんいいことばかりではないですし、キツイと感じることも多々あります。

それでも日々感じる充実感のようなものを今回は書かせていただきました。

ここまでのことが今後林業へ関わる方の参考になればと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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